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過ぐる川、烟る橋 (新潮文庫)作者: 鷺沢萠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る主人公がプロレスラーという、かなり異色な小説だと思うが、主人公のパーソナリティがグッとくる。自分の体…
さいはての二人 (角川文庫)作者: 鷺沢萠出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/04/23メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (31件) を見る家族の喪失についての物語。春の雨のようなけぶった暖かさ、みたいな感じの短編集(雪が降ったきょうの東…
ドン・キホーテ〈前篇3〉 (岩波文庫)作者: セルバンテス,Miguel De Cervantes,牛島信明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/02/16メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (13件) を見る
アドラーをじっくり読む (中公新書ラクレ)作者: 岸見一郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/07/06メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)を読んでいるのが前提ですね。これだけではなにをいっているか分…
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え作者: 岸見一郎,古賀史健出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/12/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (113件) を見る再読。過去にも未来にも縛られることなく、「いま、ここ…
台湾―変容し躊躇するアイデンティティ (ちくま新書)作者: 若林正丈出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/11メディア: 新書購入: 8人 クリック: 56回この商品を含むブログ (20件) を見るお勉強。8年前に台湾企業の日本法人に転職する際に購入したが、放置し…
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である作者: 中島聡出版社/メーカー: 文響社発売日: 2016/06/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る良書。この手のハウツー本(?)はふだん読まないのだが、仕事のみ…
失恋 (新潮文庫)作者: 鷺沢萠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/02メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (18件) を見る初期の作品よりも、アーバンな感じというか、舞台が都市の現在で、「スタイリッシュ」とでも形容できそうな世界観になっ…
ドン・キホーテ〈前篇2〉 (岩波文庫)作者: セルバンテス,Cervantes,牛島信明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/01/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る再読。電車のなかで読みながらニヤニヤしてしまう、安定の…
駆ける少年 (文春文庫)作者: 鷺沢萠出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1995/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る小説って、ほんとうにいいものですね。離ればなれの家族とか、家族のように近しい仲の人間との別離とか、なんだろうね、強いて…
帰れぬ人びと (文春文庫)作者: 鷺沢萠出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1992/10メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る先に書いた本の著者、小関智弘の作品がきっかけで小説を書き始めたという、鷺沢萠(すでに故人)。これまで読ん…
働きながら書く人の文章教室 (岩波新書)作者: 小関智弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/10/20メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る自宅の本の整理をしていたら出てきたので再読(いちいち読んでいたら本の整理が全く進まな…
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/12/25メディア: 文庫購入: 84人 クリック: 1,493回この商品を含むブログ (719件) を見る今年公開の映画が良かったようです(未鑑賞)。年末で物語を読…
それでも人生にイエスと言う作者: V.E.フランクル,山田邦男,松田美佳出版社/メーカー: 春秋社発売日: 1993/12/25メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 109回この商品を含むブログ (94件) を見る『夜と霧』で有名な精神科医、フランクルがナチスの強制収容所…
増補版 チェ・ゲバラ伝 (文春文庫)作者: 三好徹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る日本語で読めるゲバラ関連の本で、もっとも網羅的かつ魂がこもっているものは本書ではないかと思われる(完全に主…
〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 (新潮文庫)作者: 町山智浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/10/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る映画を新旧で観たので。ポストモダンの話とかひさびさに読んだぜ。そういう文脈…
高丘親王航海記 (文春文庫)作者: 澁澤龍彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1990/10/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 73回この商品を含むブログ (97件) を見る薬子の変で皇太子の地位から除され、出家して天竺を目指し、マレー半島の南端に消えたとい…
ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)作者: セルバンテス,Cervantes,牛島信明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/01/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 130回この商品を含むブログ (57件) を見る再読。電車で読んでてニヤニヤしてしまうので、そういう…
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/08/22メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 197回この商品を含むブログ (341件) を見る流行りに乗って、Kindleで。むかしなら、賞をとったからと…
再読。2013年にいちど読んでいるが、出張直前に羽田で「未読」と思って買ってしまった。でも、だいたい内容は忘れるので、再読自体は悪くない。出費は痛い。内容は……やっぱスマートすぎて、なんだかなー。SOSの猿 (中公文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー…
ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)作者: ゲーテ,Goethe,相良守峯出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1958/03/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (35件) を見る 瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう、 留まれ、お前はいかにも…
空白を満たしなさい作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 600回この商品を含むブログ (64件) を見る1年でいちばん多忙な時期を乗り越え、時間ができたので、なんとなく再読。作…
意味の変容・マンダラ紀行 (講談社文芸文庫)作者: 森敦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/01/11メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る『月山』を読んだので、その意味世界をより理解するために。確かにこれを読むことで『月山』…
ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)作者: ゲーテ,Goethe,相良守峯出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1958/03/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (67件) を見るドストエフスキーとの関連で。10年くらい前に読んでまったくピンとこ…
月山・鳥海山 (文春文庫)作者: 森敦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/07/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る本には読むタイミングがあると思う。それはもちろん読み手が「早熟」であれば、より人生の早い時期にその本に出会い、そいつ…
教団X (集英社文庫)作者: 中村文則出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/06/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る単行本で平積みされている時に読みたいなーと思っていたが、分厚くでかいので文庫になってから読もうと思っていた。ドストエフ…
罪と罰〈上〉 (岩波文庫)作者: ドストエフスキー,Fyodor Mikhailovich Dostoevskii,江川卓出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/11/16メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 122回この商品を含むブログ (127件) を見る罪と罰 中 (岩波文庫)作者: ドストエフ…
決壊(上)(新潮文庫)作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る決壊(下)(新潮文庫)作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09/16メディア: Kindle版この商品を含むブロ…
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,原卓也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/07/20メディア: 文庫購入: 43人 クリック: 1,142回この商品を含むブログ (316件) を見るカラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー…
ドストエーフスキー覚書 (ちくま学芸文庫)作者: 森有正出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/04/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る筆者いわく論文のたぐいではなく「ノート」。つまり自分のために書き留めたものであり、本来は「自分が分…