読書記録『ドン・キホーテ 前篇(1)』(セルバンテス)33-2017

ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)

ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)

再読。電車で読んでてニヤニヤしてしまうので、そういう意味ではよくない。風車を巨人と勘違いして突進する、羊の群れを戦と勘違いして突進する、旅籠を城と勘違いして宿泊の料金を支払わない、など「憂い顔の騎士」が大活躍。主人のせいでさんざん酷い目にあっても主従関係を崩さずついていく従士、サンチョ・パンサとの掛け合いも痛快。