飼育日誌

ボンジーア!アミメニシキヘビの悲しい事故が起きてしまいましたね。亡くなったとっつぁんのご冥福をお祈りします。同時に思うのは、このヘビを殺さないでほしいということ。

さて、カーペットパイソンの飼育を始めて、だいたい4ヶ月が経過しました。これまで2度脱皮し、エサのマウスのサイズもいわゆる「ファジー」から「ホッパー」にサイズが大きくなり、いたって健康な印象です(みた感じ)。基本的にほとんど動かず代謝が低いので、それほどトピックもないのですが、気づいたことをいくつか羅列してみます。

・フンの頻度は10日から2週間程度に1回
最初はなかなかフンをしなかったので便秘を疑ったのですが、いまではだいたいコンスタントに便を出しています。便はみたところ白い尿酸のかたまりと、限りなく黒に近い褐色のフンによって構成されているようです(フンのあとにケージ内が水浸しになっていますが、この液体は水浴用に設けてある水と思われる)。鳥のフンにも白い部分がありますが、あれも同じ尿酸とのこと。いちどだけ例外的に脱皮後にフンをし、その2日後にまた脱糞をしたことがありました。毛の生えてきたホッパーを与え始めてから、フンに白い毛のかたまりが混じるようになりました(アルビノのマウスの毛は白いので)。

・脱皮は目の白濁を確認してから1週間弱程度。

目の白濁は2日間くらいしか続かないので、あれ?勘違いだったかな?と思ってしまいましたが。その後1週間弱で脱皮。脱皮前の体色はくすみ、著しく不活発になって、調子悪そうにずーっとトグロを巻いています。脱皮直後はものすごく空腹のようで、舌をチロチロだして物欲しそうな顔をしています(物欲しそうにみえる)。

1度目の脱皮は尾の先が少し残ってしまったのですが、2度目の脱皮はきれいに剥けました。おそらく脱皮時に皮を引っ掛ける流木を入れたのがよかったのかと思います。湿度は問題ないようです(40〜60%程度)。

・やはりどちらかというと夜行性。
ユンケルを飲ませているためか(ウソ)、5時くらいから動き出すようです。近くに人間の影があると、条件反射的にエサをもらえると思うらしく、アタマをこちらにもたげてきます。これは「なついている」わけではないらしいのですが、とてもかわいらしく感じます。

・たまにあくびみたいなことをする。
まだ写真には収められていませんが、この動作も比較的「かわいい」動作といえます。なんでそういうことをするのか不明です。ヘビはエサを飲み込むときにアゴの関節が外れますが、そのへんのストレッチでもしているのでしょうか。

いまだに飼育者であるワタクシにアタックしてきたことはなく、のんびりとしたおとなしい個体です。大きくなって復讐されないように、優しく飼いつづけようと思います。下の写真はワタクシ(独身)との、ある日の戯れです。

余談ですが、最近もう1種類の導入を考えています。あこがれのアルバーティスパイソンもいいですが、サイズ的にはグリーンパイソンかアマゾンツリーボアを検討しております。ヘビ好きなら知らない者はいない、木に巻き付いているアレです。