- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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けっこうドライな文体だったのね。文のひとつひとつが短く、それだけで文章全体が締まっている。「罪悪感」がけっこうキーワードかな。人間の存在そのものがもつ「悪」性。その罪悪感に苛まれ人間は苦しみ、それでなくとも絶望的に死に向かっている。トノサマバッタの群れのように。それと同時に、生きなければならないことも必然だったりする。
けっこうドライな文体だったのね。文のひとつひとつが短く、それだけで文章全体が締まっている。「罪悪感」がけっこうキーワードかな。人間の存在そのものがもつ「悪」性。その罪悪感に苛まれ人間は苦しみ、それでなくとも絶望的に死に向かっている。トノサマバッタの群れのように。それと同時に、生きなければならないことも必然だったりする。