読書記録

Penguin Readers: Level 3 MARTIN LUTHER KING (Penguin Readers, Level 3)

最近TOEICのスコアが頭打ちなので、英語の多読を始めようと思いまして。高校のときの授業でやっていたな〜、なんか懐かしい感じです。このキング牧師のお話はペンギン・リーダーのレベル3で、高校生でも余裕かと思われます(9,272語)。このシリーズは古典も平易に書き直されているので、教養に乏しい俗物である自分には、一石二鳥で楽しく読めそうです。レベル4とか5のシェイクスピア劇とか、オースティンの作品もラインナップされているので、そいつらを中心に、まずは20万語を目標にして読んでいきます。

"If you do not think like a slave, nobody can make you a slave."(p.5)

キング牧師のオヤジが彼に言ったというフレーズですが、これはアツいですね。ボブ・マーリー大先生のRedemption Songを思い出しました。こう歌ってます。

Emancipate yourselves from mental slavery
None but ourselves can free our minds
心の隷属状態から自分自身を開放せよ
自分の心を自由にすることは、自分自身にしかできない

黒人差別にお前がなにを共感できるの？なんて言うひともいるかと思いますが。「Mental slavery」なんて、いたるところにあるでしょう。「どうせ自分にはできない」「なにをやっても無駄だ」。そういう精神状態です。あるいは、現状が当たり前すぎて疑問を抱かない、そもそも思考を停止している。そういう状態も、ある意味隷属状態といえるでしょう。

金曜日の夜だ！ボブ、きょうは歌ってくれよ！