読書記録『木霊ー或る青年期と追想の物語』(北杜夫)

木精―或る青年期と追想の物語 (新潮文庫)

木精―或る青年期と追想の物語 (新潮文庫)

自らの幼少期の追憶に基づいて書いた『幽霊』の続編。主人公は30歳を過ぎ、人妻との情事を終わらせるために日本を離れる。同時に主人公の作家としての覚醒がなされていく。