読書記録『白きたおやかな峰』(北杜夫)

白きたおやかな峰 (1980年) (新潮文庫)

白きたおやかな峰 (1980年) (新潮文庫)

白きたおやかな峰 (河出文庫)

白きたおやかな峰 (河出文庫)

最近山歩きを始めたので、山岳関係の書物をまとめて読もうかと。その一発目として最近読んだ北杜夫が入りとして読みやすいだろうと思いまして。新潮文庫版は絶版(古本を買いました)、いまは河出文庫で読める。

解説で触れられてるんだが、文中には「登山哲学」みたいな意味の探求(なぜひとは山に登るのか、など)はほとんどなく、終始、描写が主体になっている。押しつけがましくないので、好きだ。