雑感

廃プラスチックの問題は深刻だ。かなり前から言われていたのに、見ないようにしていた。中国が輸入を禁止した今(日本が輸出していた事実を知らなかった)、世間的にも自分でもあらためてクローズアップされる。できるだけ使わない生活が目標。汚れたプラスチックを洗って捨てるのと、洗うことによる浄水への負荷を比較した学者はいるのか。

やはり仕事を家に持ち帰ってはいけない。最低でも休日出勤の申請をしてちゃんと働くべし。喪失感が大迫よりハンパない。二兎を追いかけてどちらも捕獲できず、谷に滑落する感じ。

分水嶺DNFのあと休んでランを再開したら、左足首の外側を痛めた。ジョグをしただけなのに。去年は故障がなかっただけにガッカリ感がひどい。負け癖、逃げ癖がつきそう。9月の武尊山のレースまで自転車でつなぐか。でもそれだけでは下りの脚が鍛えられない。

社会人になって13年だが、やはり自分は社会不適合者と思う。悲観的になっているのではなく、これは選択の問題である。

きのう観た映画「ウィンド・リバー」はなかなか良かった。実話に基づいたアメリカ大陸先住民差別の話。黒人差別、女性差別など、アメリカはこの手の「暗部をえぐる」映画が多くて自分はさいきん食傷気味(それぞれの映画を否定することには直結しないが......「デトロイト」は最高だったし)。エマ・ストーンの「バトル・オブ・セクシーズ」の「セクシーズ」というダブル(以上?)ミーニングもよかったが、「エンタテイメント」たる映画としては、ちょっと飽きる。でもこれは小市民の論理、かも。今年はまだ自分のなかで「デトロイト」を超えるものは出ていない。死ぬほどバカくさくて笑えるやつを期待している。

さいきん川崎駅にクラフトビールを飲める店ができたので、カウンターが外から見えやすく空いているとひとりでも入りやすいということもあり、たまに使う。俗物たる自分ははやりのインディアン・ペール・エールを(IPA)よく飲むが、家で飲むよりも外で飲むほうがうまい。とくに香りが。高いがそれだけの価値があると思う独身。

今年の夏は帰省できない。岩ガキが猛烈に恋しい。

宇多田ヒカルの新作「初恋」がよい。前作は自分としては技巧的で好きになれないが、今作は中原中也的でよい(個人の感想)。変な日本語もだいぶ落ち着いてきた。さいきんは、ハイレゾで日本語の良質な女性ボーカルを聴くのがとても楽しい。

5月の阿蘇ラウンドトレイルの直後に健康診断を受けたら肝臓に異常値が出たので再検査(血液と、エコー)したが、正常値に戻っていた。でもさいきんは仕事に自分のキャパが追いつかなくて、飲む時は肝臓を悪くするくらい飲みたい気分だ。こういうのを破滅願望というのだろうか。むしろ「逃避」だろう。