- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1982/05/27
- メディア: 文庫
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先述の『死海のほとり』を先に読んだほうが、人間的な共感を得るにはイイと思う。つまり、より楽しく読める、という意味で(ぼくは安易な感じで読書に「実用性」を求めるようなプラグマティックな考えは好きではありませんが)。
もちろん、これを読んだからといってキリスト教をなにか理解したような気分になるのは、早計に過ぎる。いまぼくらがみる「西洋世界」はキリスト教的な考え方を無視して理解することはできないし(いうまでもないか)、キリスト教圏の文化(もっと広義に、人びとの思考様式、行動様式)は、原始キリスト教ではなく、キリスト教の解釈の積み重ねによって成立している。最近改めてこの宗教について勉強しているつもりだが、道のりは長い。めんどくせえな…。こういうことをやめられない自分の性(SAGA)が、もっとめんどくさい感じですが。
- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: コミック
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