読書記録『見えない橋』(吉村昭)

 

 最近読んでないので、小説を欲して購入。吉村昭は取材に基づく硬質な小説のイメージですが、この本はよりパーソナルな「死」にまつわる物語が集まっている。自分はいわゆるアラフォーだが、もう少し歳をとってから読んでもいいかな、という感じ。あと吉村昭はうねるような重く強い流れの長編がやっぱりいいな、と思った。