山レポート20131012(大室山)

■日時
2013年10月12日(土)

■ルート(総距離19km程度(GARMIN GPSによる計測に基づく))
0935 西丹沢自然教室(540m)出発
1135 白石峠(1,307m)
1155 加入道山(1,418.4m)
1255 大室山分岐 昼食
1325 大室山分岐出発
1330 大室山(1,587.6m)
1340 大室山発
1435 犬越路(1,168.6m)
1535 用木沢出合(610m)
1600 西丹沢自然教室

■レイヤリング
・自転車用メッシュベースレイヤー
・メリノウール長袖(ibex 150)
・ショートパンツ
・サポートタイツ(C3 Fit)
気温が高い日だったため、終始同じ格好。休憩時に冷えることも無し。
靴のなかに小石などが入るため、ロングパンツが無難か(荷物が軽量であればトレランシューズにゲイターでもいいと思う。)

■水分補給
2ℓ携行(うち1ℓは昼食用)。2〜300㎖程度余る。クエン酸パウダーを舐めつつ補給。

■詳細
西丹沢自然教室バス停を降り、入山届けを提出。有人の案内所があり、トイレもある。用木沢出合まで約1.8km、沢沿いのオートキャンプ場を左手にしばらく舗装路を歩く。用木沢出合から白石峠まで3.8kmの標識。自動車が入れないようにゲートになっている道のほうへ左折。

やや荒れた道を歩き、沢を左右に何度か徒渉する。地図では確認できない徒渉ポイントがあったので、徒渉回数で現在位置を確認する方法がとれない。また、この「東海自然歩道」と名付けられた道は、こまめに標識が設置されているものの、そのためか標識のあいだはやや道が分かりにくく、注意深く道を見ないと迷うかもしれない(とくに沢から離れて白石峠への急登地点)。木に結びつけられる赤いリボンも極端に少ない。途中、白石の滝(周辺が大理石の産地であったことから「大理石の滝」ともいわれるらしい)を通過すると白石峠まで1kmの標識。

休憩所もある。滝の周辺で軽食(コンビニのホットケーキ。400kcalなり)。白石峠への急登はこのルートの登りのハイライト。ガレていて勾配もあるので、努めて焦らずゆっくり歩くが疲労感がすごい。出発から約2時間で白石峠に到着。加入道山まで0.6kmの標識。

加入道山までの道の途中に道志村へ下りる分岐がある(加入道山まで0.3km地点)。白石峠から約30分で加入道山到着。加入道山には不気味な避難小屋がある。やや右の踵が靴ズレ気味。大室山まで2.4kmの標識。テーブルあり。大室山までの鞍部は登り下りを繰り返し、とくに後半に急登があるので厳しい。加えて新調したブーツの重さもあってか脚がいつもより疲労している。休み休み登り、気を紛らすために後ろを振り返ると、木々のあいだから富士山を拝むことができる。丹沢山塊からのぞむ独立峰は、何度見ても頼もしい。

息は絶え絶え。喘ぎながら大室山と犬越路の分岐に到着。加入道山からのタイムは約1時間。ここでインスタントラーメンと、初導入の卵で昼食。刻みネギも持ってきた。30分ほど休憩して大室山へ。0.3mとあるが、5分ほど歩けばあっけなく山頂に到着。山梨百名山。展望はない。セルフタイマーで写真をパチリ。やはり人間のいない写真はつまらないので。

大室山頂から犬越路までは2.8km。急な下りが始まる。それほど危険な箇所はないものの、このコースが健脚向きといわれるのはこの下りゆえかとも思う。幸いこれまでの山行で慣れたせいかヒザが笑うことはないが、体調がやや悪く(登りの途中から頭痛があった)、新しい靴なので親指の外側が擦れて痛む。足がブーツのなかで動くのが原因と思われる。ヒモをしっかりと締めなおすとやや楽に。もっと厚手のソックスが必要だろうか。

犬越路には大室山から55分で到着。ここにも避難小屋。トイレを拝借。わりとキレイにされている。犬越路は、小田原攻めの知とき武田信玄公が犬を先頭にここを越えたと伝えられている。狭い草地におっさんが休んでいたので、少し休憩してすぐ出発。

用木沢出合まで2.5kmの標識。550mを下るルートなので、この下りは後半戦のハイライト。あとでGPSの高度計測を見ると明らかだが、明らかに下りの勾配が厳しい。用木沢出合には1時間程度で到着。ここからは往路で歩いた舗装路をくだる。3連休でキャンプ場はにぎわっている。25分くらいで西丹沢自然教室バス停に到着。後半は完全にペースが落ちた。もっと余力を持って歩きたいものだ。