- 作者: N.ホーソーン,Nathaniel Hawthorne,八木敏雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/12/16
- メディア: 文庫
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罪を告白すること、ってどういうことでしょうね。おれは、「カミングアウトすることでラクになりたい」という意思をそこに垣間見てしまうけど、それはものすごく自己満足的というか、それで満足してしまうのであれば、一種の自分に対するまやかしであって、手放しに肯定できることではないと思う。だが、(もちろんそれでも最終的に救われるわけではないが)そのことで少し自分を正当化できる、それで少しでも生きていけるのであれば、手段としてはとても意味のあることだ。