読書記録『道徳は復讐である ニーチェのルサンチマンの哲学』(永井均)013-2017

再読。「ニーチェを読んで元気になったような気になるひと」はいちど読むといいと思う。

キリスト教自体にはもうすでに原初的なルサンチマン・パワーがなくなってしまっているので、そこのところの機微を知り抜いていたニーチェに、その代わりを求めるという嘆かわしい傾向が現実にあります。(p.47)