読書記録『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎・古賀史健)

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

アマゾンでベストセラーだったので暇つぶしにKindle版をダウンロードし、通勤電車でダラダラ読んだ。「アドラー心理学」のエッセンスを、哲学者と青年の対話形式でわかりやすく伝えている(らしい。アドラーの本は読んだことはないので)。人生に悩む青年が、アドラー心理学に懐疑を抱きながらも、哲人と対話するうちに、その世界を理解していくというもの。青年のリアクションは現実離れした大げさっぷりで、失笑してしまうが、内容はなかなか興味深い。ニーチェとか読んだことがあれば、わりと親和性があるような気がするかもしれない。

あと、題名がうさんくさくて良くない。