読書記録

シャンタラム(上) (新潮文庫)

シャンタラム(上) (新潮文庫)

昨年末に書店でキャッチーな帯に釣られて衝動買いしたものの、上巻だけで700ページもあり、翻訳文体だからかいまいち世界に入り込めないということもあって、ほかの本に浮気しつつようやく上巻を読了。ふぃー、長い。

簡単に書くと、(いまのところ)オーストラリアで脱獄した男がインドに逃れ、ボンベイのスラムでマフィアやらに関わったりに女に恋をしたり、医者のマネごとをしたり野犬の群れに襲われたりするお話。裏表紙の「世界のバックパッカーと名だたるハリウッド・セレブを虜にした大著」!!という記述には思わず苦笑い気味にニヤニヤしてしまうし、なんか詩的で哲学チックな独白部分は鼻につく。といってもけっこうノってきたので、もうちょっと読んでみます。感想はすべて読み終わってからですね。まだ、中・下巻がたっぷり残っているので、いつになるんだろう、って感じですが。