読書記録『三陸海岸大津波』(吉村昭)

三陸海岸大津波 (文春文庫)

三陸海岸大津波 (文春文庫)

『破獄』、『羆嵐』ときて次はこれ。明治29年昭和8年、35年に三陸を襲った津波に興味を持ち、インタビューなどを通じてその実態に迫った本。『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』(新潮文庫)とともに日本人必読の書だな。吉村昭は2006年に亡くなっているので、2011年の惨状を見てはいないが、もし遭遇していたなら痛恨の極みだったに違いない。
朽ちていった命:被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)

朽ちていった命:被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)