座学。短距離における人間の走るという動作を最新(とはいえ2014年の本だが)の「バイオメカニクス」に基づいて解説した本。走る時に人間の体に何が起きているのか。スプリントの分析だが、マラソンなどのエンデュランスにもヒントがありそうなので。
・目標とする動作は「股関節起動による脚の前後の切り替えをいかに速く行うか」
・地面反力を可能な限りコントロールし着地タイミング前半のブレーキによる失速を最小化する
・大臀筋、ハムストリングス、腸腰筋、内転筋を鍛えることで骨盤を中心とした脚のスウィング動作を強化できる
・筋肉は体幹部につけ、末端部には極力つけない
・動作中使わない筋肉はリラックスして緩める
要点をまとめてみたが、みやすのんき氏がいっていることに近い。