読書記録『地下室の手記』(ドストエフスキー)38-2018

地下室の手記 (新潮文庫)

地下室の手記 (新潮文庫)

カラマーゾフ」にひき続き再読。この本そのものというよりは、この後に続く『罪と罰』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』と併読することでより楽しむことができそうな小説。ごく簡単にいってしまえば自意識過剰な男のモノローグの前半と、後半はその男が風俗行って嬢に説教する話、という奇怪な書。